コモディティ-原油 原油在庫とガソリン在庫(5)

先週のFRB議長の米国金利についての発言から、ドルが大きく値動きしています。

それに伴って、原油も値動きが大きくなっているように思えます。

8月30日にリリースされた米国の消費者信頼感指数が高水準となり、ドル高になり、原油も大きく値を下げました。

昨日のADP雇用統計がリリースされました。

ADP雇用統計米国雇用統計の先行指標として注目されています。

ドルの方はADP雇用統計のリリース後に大きく値をあげましたが、原油はの反応は限定的でした。

そして、原油在庫(週間)の発表後に大きく原油は値を下げる事になりました。

今週の原油在庫(週間)ガソリン在庫(週間)の指標が8月31日にリリースされました。

今回の原油在庫は1,220,964千バレル、前回は1,218,689千バレルでした。

また、ガソリン在庫は232,004千バレル、前回は232,695千バレルでした。

今週はガソリン在庫が小幅に減ったものの、原油在庫が大幅に増えた結果になりました。

全原油および石油製品在庫も増えております。

CrudeStocks_160901

ドル高且つ在庫指標より原油価格は下落すると予想しました。

まずは500バレル46.54ドルで売りから入りました。

その日は、1バレルあたり44.84ドルとなり、原油価格は大幅下落となりました。

今週9月2日には米国の雇用統計指標がリリースされます。

ドルが大きく動く可能性が高い指標であるので、注目したいです。