今週の原油在庫(週間)とガソリン在庫(週間)の指標が9月15日にリリースされました。
今回の原油在庫は1,199,690千バレル、前回は1,205,891千バレルでした。
原油在庫は、-6,201千バレルと大幅減ととなりました。
ガソリン在庫は225,156千バレル、前回は228,360千バレルでした。
ガソリン在庫も、-3,204千バレルと大幅高となりました。
全原油および石油製品在庫も、2,086,009千バレル、前回は2,092,044千バレルでした。
全原油および石油製品在庫も、-6035千バレルと大幅高となりました。
上記の結果は米エネルギー情報局(EIA)の統計結果です。
原油在庫指標には他にも米石油協会(API)の統計結果があります。
今週はEIAとAPIの両統計の原油在庫がともに急減した事が原油価格の向上に影響を与えているとも考えられます。
今週のAPIの統計結果は、原油在庫は前週比750万バレル減、ガソリン在庫は前週比250万バレル減、留出油在庫は前週比140万バレル増とういう結果でした。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利の据え置きを発表した事も影響があると思われます。
他にも、OPEC(石油輸出国機構)が来週の非公式会合を公式会合へと変更する可能性が浮上し、生産調整に向けた動きへの期待感が広がったことや、日本の8月の原油輸入の増加やノルウェーでの石油サービス労働者によるストライキなども原油価格の上昇に影響してそうです。
来週、26日から28日に国際エネルギーフォーラム(IEF)が開催されます。
原油についての会合も開かれるので、注目したいです。