先週のFRB議長の米国金利についての発言から、ドルが大きく値動きしています。
それに伴って、原油も値動きが大きくなっているように思えます。
8月30日にリリースされた米国の消費者信頼感指数が高水準となり、ドル高になり、原油も大きく値を下げました。
昨日のADP雇用統計がリリースされました。
ADP雇用統計は米国雇用統計の先行指標として注目されています。
ドルの方はADP雇用統計のリリース後に大きく値をあげましたが、原油はの反応は限定的でした。
そして、原油在庫(週間)の発表後に大きく原油は値を下げる事になりました。
今週の原油在庫(週間)とガソリン在庫(週間)の指標が8月31日にリリースされました。
今回の原油在庫は1,220,964千バレル、前回は1,218,689千バレルでした。
また、ガソリン在庫は232,004千バレル、前回は232,695千バレルでした。
今週はガソリン在庫が小幅に減ったものの、原油在庫が大幅に増えた結果になりました。
全原油および石油製品在庫も増えております。
ドル高且つ在庫指標より原油価格は下落すると予想しました。
まずは500バレル46.54ドルで売りから入りました。
その日は、1バレルあたり44.84ドルとなり、原油価格は大幅下落となりました。
今週9月2日には米国の雇用統計指標がリリースされます。
ドルが大きく動く可能性が高い指標であるので、注目したいです。